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【アリティア】ファイアーモリブレム18【リーグ】


[420]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/07/16(金) 00:21:21 ID:???
日向の判断→ スペードK
>スペード→三杉に渡して自分は上がる

日向「おらよ。お前の役割は俺に的確なクロスを上げることだ。しくじるなよ」

日向は乱暴なパスを三杉に送ると、そのまま一直線に前線へ向かっていく。

三杉「(日向…お前が北中米で無類の強さを誇っているのは聞いている。
   サッカーも所詮は弱肉強食の世界。まだ完全には治っていない状態の僕のこの体だ。
   試合感も皆に比べれば大分劣ってしまっているだろう。だから…今は素直に君に従っておく。だけど)」

ダダッ!

三杉「(この三杉淳の心を、単純な力だけで掌握できるとは思わないことだね。
   来月には僕も君と同じ海外リーグの舞台に立つ。そこで改めて判断をすることにするよ)」

ヒューガーの圧力により、多くの資産を失いあわや貴公子の称号を失いかけたこともある三杉。
だが、日向のサッカーに対する実力だけは評価していた。

三杉「(この大会の中で君が未来の全日本の主将に相応しいかどうか…じっくりと観察させてもらうよ)」

決して振り返ることなく上がっていく日向。前向きに考えれば、それだけ自分のことを信頼しているという表れなのかもしれない。
三杉が苦笑にも似た溜息を漏らした途端、前から猛然と駆け込んでくる者がいた。

ズドドドドドッ!!

アンナ「ボールを持ったのはこれまた森崎君の同郷の天才プレーヤーの一人である三杉君!
    そんな彼からボールを奪おうと、ロリマー君が突っ込んでいく!」

ロリマー「早く同点に追いつきたいんだ。ボールはもらうよ!」

三杉「フフッ、そうはいかないよ」


0ch BBS 2007-01-24