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1- レス

【アリティア】ファイアーモリブレム18【リーグ】


[723]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/16(月) 00:52:42 ID:???
文殊の知恵か、山に登るか→ クラブ6
>クラブ→特に誰も何かに気づくことは無かった

松山の問いかけに対し、特に誰も意見を言うものはいなかった。

松山「(…やはり、みんなも感づいているんだろうか。
   昨日のヒューガー戦こそが最大の難所であり山場だったのではと…)」

もちろん松山の心の中に相手チームをこき下ろしたり見下したりするような邪な心は無い。
だが、サンパウロ戦でのチームの動きをよく観察していた彼だからこそ、
彼の卓越した戦術眼が、残酷な結果をたたき出してしまったのである。
アカネイアは、ヒューガーに劣るチームだと。特に注意する点など無いと。

松山「(…すまん森崎。だが、試合は試合だ。俺は全力でお前たちとぶつかり…そして勝つ)」

松山は簡単な作戦会議を早期に切り上げて、予め用意しておいた大き目のクーラーボックスを取り出す。

松山「みんな!今日も日差しがとても強い。暑さに負けないように試合前にこれを飲んで体力を蓄えよう!」

リッキー「お、出ました出ました。キャプテンの美人の奥さん特製のスタミナドリンク!」

にやにやと含み笑いしつつ、松山をからかうリッキーに対し、松山はボンッと音が鳴るくらい顔を赤くして反論する。

松山「ば、馬鹿を言うな!藤沢とはまだその…だああっ!
   そもそもこれはただ中学時代の監督の奥さんから藤沢がレシピを習ったから
   役立ててねって俺にも教えてくれただけで、だからこれはその…そう!俺の濃厚な特製ドリンクだ!」

早田「松山…その理論はちょっとばかし無理がある…ちゅーか色々とごちそうさまやね」

カルツ「チッ…」

やや妬みの感情が篭った眼差しをチームメイトから向けられる中、ミディアとパオラは少し興味ありげに松山のほうを見る。


0ch BBS 2007-01-24