※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【アリティア】ファイアーモリブレム18【リーグ】


[921]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/19(木) 20:48:47 ID:???
あなたはしょうりをしんじますか→ ハートJ
>ハート→一旦ミネルバ王女に戻し、彼女のアーリークロスをオーバヘッドで叩き落す!
===========
シーダ「……あったわ。抜け道が!」

シーダは見つけた。彼女を追い込もうとして、マンチェスターの3人の中盤は前掛りになり
PA内に引きこもっているDF陣との隙間がぽっかり空いていたのだ。

シーダ「ミネルバ王女!」

パコッ!ズダダダダダダダダダッ!!

シーダはヒールキックで後ろのミネルバにボールを託すと、全速力で前へと駆け出した。
腕を必死に振り、少しでも前に行くために。有利な位置からシュートを撃てるために。

ミネルバ「シーダ姫よ…この残り時間最後の希望はそなたに全て託す!決めて来い!」

グアアアッ…ボムゥッ!

とてもカットには向かえそうに無い弾道の高いパスが松山たちの頭上を越えてマンチェスターゴール前へと送られる。

松山「なっ…し、しまった!」

カルツ「だが、そろそろ笛が吹かれるはずだ。心配は…なにィ!もうあんな位置まで!?」

ミネルバの強い脚力と正確なパス。そしてなにより素早いダッシュと判断を下したシーだの頑張りが、
アカネイア同盟軍に奇跡にも近い前半最後のシュートチャンスを与えてくれたのだ。

シーダ「(一人でシュートを撃つのは…タリスカップ以来ね。
    あのときはたしかろくにルールも知らないで、ゴードン君を蹴り飛ばして大喜びしていたっけ)」

もうあのころの無知で無力な自分ではない。今彼女は軍屈指の飛行部隊のエースの一人にまで成長していたのだから。


0ch BBS 2007-01-24