※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【アリティア】ファイアーモリブレム18【リーグ】


[980]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/21(土) 22:20:46 ID:???
>>978
悪いことの後にはきっと良いことがありますよ…たぶん、ね。
=============
優秀?な盗賊の目→ クラブ2
>クラブ→……なぁ森崎。俺とキーパーを替わってくれないか?

森崎「は?」

ジュリアンが発した一言に、森崎は訳がわからないといった返事を返した。

ジュリアン「この不利な現状が誰の責任でもないというのは分かっている。
      でもよ、お前がもう少し頑張ってくれていれば…もう少しなんとかなってたんじゃないのか?」

森崎「うっ…くっ…!」

この瞬間。ただでさえ失点を重ねて心が弱くなっていた森崎にある心境の変化が起きた。

自分のセービングが未熟だから負けそうになっている。
何時以来だろうか。このような苦言を真正面から堂々と言われたのは。
もう遠い昔のように感じる小学生のころ。初めて公式戦に出場する機会を与えられて…
あの頃からだ。我武者羅に体を鍛え、裏工作を躊躇無く行ない、あるときは信頼を得るために奔走し、
あるときは気に入らない奴を蹴落とすために暗躍し…自分がどんな手を使ってでも這い上がり
『キャプテン』という栄光をこの手に掴もうと決意し始めたのは。

自分の弱さの所為で負ける。そんなことを言われたくなかったから…
誰からも誉められ、頼られ、愛される。そんなサッカー選手になりたかったから…
だから、森崎は許せなかった。かつてのトラウマから自分の身を守るために。
自発的に、本能的に。体が、ジュリアンの言葉を拒否する。耳を塞ごうとする。

ジュリアン「……で………な………から、………だよ。お前…………
      フィールダー………もう守り………な?」


0ch BBS 2007-01-24