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【郷土愛は】幻想のポイズン39【死なず】
[240]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/07/23(金) 17:09:37 ID:???
>反町のコーチング→ ダイヤ6 +穣子の練習→ ハート4 =穣子のドリブル+2、タックル+2
※穣子の選手としての格が「強豪」から「名門」になりました。
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ダダダダダッ!
穣子「くっ……くそっ!!」
反町(どうしたんだ穣子……! まるで動きにキレが無いぞ……!!)
練習を開始してから数時間……反町のドリブルに対して穣子は次々にボールを奪いに挑みかかったが……。
しかし、その動きにはかつて妖夢やお燐といった名ドリブラーを止め続け。
ストッパーとして活躍を果たしていた穣子の面影はまるで無かった。
なまじパスカットを得意としている為か、どうしても相手のパスコースを塞ぎに向かう事が体に染み付いてしまっており。
穣子の体自身が、タックルに向かうという行為を忘れ去ってしまっているかのようである。
穣子(どうして取れないの……!? どうして……!?)
反町(悲しいけど……今の穣子相手なら、ボールキープが全然怖くない……)
その後、今度は穣子がドリブルをして反町がボールを奪うという練習を繰り返すが……。
この練習でも穣子は反町に対してまともなボールキープがまるで出来なかった。
軽く反町が足を入れるだけでボールは零れ、時には反町がカット。
無論、集中的に練習をしたことで穣子の能力は普段の練習に比べれば上昇をしたのだが……。
それでも、あくまで普段の練習に比べればというもの。
期待していたものの半分の成果も出せないまま……午前の練習の時間は終了してしまうのだった。
穣子「はあっ……はあっ……」
反町(ドリブルもタックルも上達はした……だけど、まだその両方は一流の選手に遠く及ばない。 どうするんだよ穣子……!)
穣子(折角付き合ってもらったのに……全然生かせてない!)
このままではオータムスカイズでも……そして、全幻想郷代表でも。
起用される機会が殆ど潰えてしまうだろうと予期する反町と穣子。
オータムスカイズのストッパーとしてかつて一世を風靡した豊穣の神は……。
既に自分を追い越しつつあるチームメイトの妖精――そして、自身の伸び悩みという大きな壁にぶち当たっていた。
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0ch BBS 2007-01-24