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【郷土愛は】幻想のポイズン39【死なず】
[420]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/07/26(月) 19:28:22 ID:???
サウナへの扉を開け、穣子とは対照的に小さなお尻を見せながら中へと入る静葉。
するとそこにいた先客は――今にもはじけそうな胸部をタオルで覆い。
その長く美しい足を組んでいた、風見幽香。
静葉は一言かけてから幽香とは近すぎず、遠すぎない距離を取って腰掛ける。
静葉(……まるでスイカね。 くっ……)
幽香「……何かしら?」
静葉「いえ……別に、何でもないわ……」
幽香と静葉の胸部を見比べ、内心敗北感を抱く静葉。
そんな静葉を見て幽香は首を傾げ……しかし、静葉が何でも無いと言うとすぐに視線を外し。
小さくそう、と呟いてから遠くを見つめ――彼女もまた反町について考え始める。
幽香(……まあ、可もなく、不可もなくね)
彼女自身の信条――弱者も強者もひっくるめて消し飛ばす。
敵は徹底的に叩き、反抗の意識を失くすまで蹂躙するというものは……。
決して反町の思想とは相容れないものであった。
しかし、あくまでも反町は幽香の意向――即ち、幽香の考えや思想そのものは否定をしていない。
それどころか、ある程度は好き勝手にやらせてくれるという度量は持ち合わせている。
幽香(それで十分……。 ま、後もう少しで今度は敵同士になる訳だけど……)
味方に対してはそれなりに敬意を払う幽香。
だが、前途のように敵に対しては完膚なきまで叩きのめす事を本懐としている彼女が。
次の大会――フランス国際Jrユース大会において。
敵として反町と再び対峙をした時……どうなってしまうのか、それは容易に想像がつくものであった。
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0ch BBS 2007-01-24