【郷土愛は】幻想のポイズン39【死なず】

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[551]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To ：2010/07/30(金) 18:32:54 ID:???
反町（それこそ望む所だ……！　強くなってくれなきゃ困る。
　　　それを打ち破る……そんな日向達を打ち破る為に、俺は全幻想郷に入る事に決めたんだから！）

反町と戦いたいと言った三杉、そして、反町の憎き敵というべき日向。
中学サッカー大会決勝で圧倒的な実力を見せ、自分達を苦しめたエース――大空翼に。
鉄壁と呼べるセービングで、自分のシュートは日向から貰ったＰＫしか決める事が出来なかった森崎。
彼らの本気の力――日向達の本気の力とぶつかり合い……そして、その時勝つのは自分なのか日向なのか。

反町（試してみたい……俺は……試してみたいんだ……！）

かつて日向の前では言いたい事も言えなかった小心者――反町一樹。
今の彼の心中にあるのは、かつての暴君への恐怖心ではなく。
ただ、その暴君に対して真正面から戦ってみたいという……純粋な欲求のみであった。

幽香（また日向小次郎ね……。
　　　そういえばその全日本というものに召集される以前からコンビを組まされていたらしいし……。
　　　……ふぅん、まんざら骨が無いって訳でもないようね）
ヒューイ「人間……？」
反町「…………ん。　な、なんだヒューイ？」
ヒューイ「どうしたの、なんか変な顔してたけど……？」
メディスン「っていうか日向って誰よ。　話の流れからしたら全日本の選手っぽいけど……」

しばらくそのまま呆然としていた反町は、やがてヒューイの声で気を確かにし。
幽香はそれを楽しげに見やりつつ……メディスンは日向とは一体何者か、と問いかける。
確かにその疑問は当然のもの……この場にいる者たちは、幽香を除けば日向の事は知らないのである。

反町（そうだなぁ……ここらで説明しておこうか……？
　　　いや、でも、全部洗いざらい話すとキャプテンとしての威厳とか色々失くすかも？
　　　それとも強引に話題を変えてみるか……？　ど、どうしよう……？）

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0ch BBS 2007-01-24