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【郷土愛は】幻想のポイズン39【死なず】


[696]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/03(火) 21:00:54 ID:???
〜魔法の森 霧雨魔法店〜

ガサガサガサ

魔理沙「く、くそっ! 無い……! どこだ、どこだ……!?」

魔法の森の奥深くに建つ、霧雨魔法店。
その家主である普通の魔法使い――霧雨魔理沙は、この夜。
がらくた(当人曰く、価値のあるマジックアイテムや本)の山を掻き分け一冊のノートを探そうとしていた。
昨日の試合の終了後――かつて一度は対峙し、また、共に戦った事もある戦友。
そして、今度は再び敵として立ち塞がると宣言をした――博麗靈夢が去り際に放った一言。

『ノートの52P』

魔理沙(魅魔様がくれたノート……! くそっ、どこにやっちまったんだ!?)

通常の3倍の重さのあるブラックボールと同時に靈夢から渡されたその言葉が何を意味するか――。
何のノートの52Pと言いたいのか、それは魔理沙にもすぐに理解が出来た。
かつて師事を仰ぎ、魔法とサッカーのイロハを全て教えてもらった師匠。
恩師魅魔が魔法使いとサッカーに対する姿勢や技術、考え方などを全て記し魔理沙に託した「魅魔ノート」。
魅魔が今の魔理沙に言いたい事は、そこに書かれているのだと考えながら家中を引っ掻き回して探し出すのだが……。
山ほどにガラクタが積まれた家の中から一冊のノートを探す事は難しく。
苛々した魔理沙は舌打ちをしながら手近にあった椅子を強かに蹴り、畜生と喚く。

魔理沙(貰った時は何度も何度も読み返した……! 魔法の使い方も何もかも、頭に叩き込んだ!
    暗記するくらい読んだってのに……52Pに何がかかれてたか全然思い出せねぇ!)


0ch BBS 2007-01-24