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【郷土愛は】幻想のポイズン39【死なず】


[769]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/07(土) 19:04:37 ID:???
反町(……いや、駄目だ。 ただ地面に向けて蹴るだけじゃ地面に接触して勢いを殺された分。
   直接ゴール上へと向かうポイゾナスオーバーには威力は及ばない。
   ボレーシュートのフォームで打てる分、ポイゾイナスオーバーに比べれば楽かもしれないけど……。
   総合的な威力で言えば、ポイゾナスドライブと同等くらいにしかならないだろうな。
   だけど……)
サンタナ「そいりゃああああっ!!」
ヒューイ「えーいっ!」

カコッ! カコッ!!

唸る反町の横でも試合は続き、結局、このゲームはヒューイの辛勝で終わる。
ゲームが終わるとサンタナとヒューイは汗をかいたからと言って温泉に向かい。
入れ替わるようにして遊戯室に入ってきたのは、湯上りでほくほく顔の静葉と穣子の二人。
二人はスコアボードを持ったままの反町に気がつくと訝しがりながらも声をかけ……。
反町はそこでようやく正気に戻ると、実はサッカーの事で色々考えていたと応える。

反町「……と、かくかくしかじかな訳で、なんだかサッカーに使えそうな技をだな」
穣子「またサッカー? ……はぁ、あんたってば、サッカー以外の趣味とかって無いの?」
反町「う……」
穣子「……ま、いいんだけどね。 そんだけサッカーに打ち込めるってのは、ある意味じゃ羨ましいわ。
   こっちは神様としての仕事とか、色々あるしね」
静葉「それにしても一樹君は真面目ねぇ。 こんな時までサッカーなんて……」
反町(うーん……どうしても何をやっててもサッカーの事を考えちゃうんだよなぁ……。
   ……これも一種の職業病か? ……さて、それはともかくどうしよう?
   もうそろそろ正午になるし、最後の自由行動の時間だけど……)


0ch BBS 2007-01-24