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【郷土愛は】幻想のポイズン39【死なず】
[86]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/07/20(火) 21:05:07 ID:???
考え事をしていた反町の耳に聞こえてきたのは……この幻想郷に来る際。
そして、それからも何度も聞いた事がある空間が裂けるという非常識が現象が起こる時に出される音。
反町が目を見開き驚きの声を上げながら布団に横たわらせていた体を上げるとそこにいたのは……。
紫「こんばんわ〜、反町君♪」
反町「ゆっ……紫さん……!」
丁度反町の目の前……何も無い空間から隙間を作り出して上半身だけをそこから出し。
にこにことした笑みを浮かべ、扇子を振っている八雲紫の姿があるのだった。
一体どうしてここに紫が……何の用があるのだろうか、と反町が混乱をする中。
紫は笑みを深めつつ、まずは頭を垂れてから悲しそうな顔を作り口を開く。
紫「まずは……準々決勝での敗退、残念だったわね。
あなた達の実力ならば、十二分に優勝を狙えた筈なのだけど……惜しかったわ」
反町「! ……いえ、優勝を狙えた、狙えなかった……。 そういうのとは無関係に。
負けは負けです……。 俺達より、守矢の方が強かった……とは思いませんけど。
負けは負けなんですから……それはちゃんと受け止めてますよ」
紫「そう……」
開口一番に出てきた紫の言葉に、反町は、しかししっかりと否定をし……。
負けた事実はちゃんと受け止めている、と紫に伝える。
それを聞いた紫は一瞬だが驚いたような顔を浮かべるも……すぐに表情を笑みに変え。
扇子を広げて口元を覆いながら、さて……と前置きをしてから話し始める。
紫「ここからが本題……反町君、先ほどあなたは守矢に負けた事は受け止めていると言った。
守矢の方が強かったとは思ってはいないと言った……けれど、それはあくまでも当事者の言葉。
客観的に見たら、あなたよりも守矢フルーツズ――守矢のキャプテンの方が優れていると。
そう思っても仕方ないという事は、わかっていますわね?」
反町「それは……はい、わかってます」
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0ch BBS 2007-01-24