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【郷土愛は】幻想のポイズン39【死なず】
[88]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/07/20(火) 21:07:10 ID:???
紫「もう一度だけ……本当にもう一度だけ、チャンスを与えます。
今一度、よく……じっくりと考えなさい」
反町「もう一度……全幻想郷か、全日本か選べって事ですか……!?」
紫が反町に迫った選択――それはかつて反町が選んだ道を……。
全幻想郷代表として、全日本Jrユースと戦うという道を。
もう一度だけ、変更をする機会を与えるというものだった。
紫「あなたは今のままでは、全幻想郷での地位は絶対的に下よ。
……あなたがもしもキャプテンになろうと、誰にも任せず自分がチームメイトを率いようと思うのなら。
キャプテンを争う者との戦いは、当然ながら不利になるわ」
反町「………………」
紫「勿論、あなたを支持する人、妖怪もいる……だけど、感情的なものは多く得ていても。
実績をこの大会で積み上げる事が出来なかったというのが、大きな痛手。
……でも、全日本に戻れば今大会の成績は関係が無い。 自分の腕……いえ、足一本が全てを言う事になる。
ただし、そちらでもキャプテンになろうと思うのならば相応な苦難があるでしょうけどね」
反町「………………どうして、そこまでしてくれるんです?」
紫「サービスね……。 あなたは私が思っていた以上に頑張り、奮闘し、幻想郷サッカー界を盛り上げてくれた。
特にあの橋姫、守矢神社の風祝なんかは顕著な例ね……。
あなたが存在しなければ、ここに来訪しなければ……彼女達はきっと今でも、くすぶり続けたでしょう。
そして、それはあなたがここまで育て、共に戦ってきた仲間達にも言えた事よ」
反町と対戦をするまではしがない弱小MFだった水橋パルスィ。
反町と出会うまでは、常識に囚われないオーバーラップを多様する意味不明なGKだった東風谷早苗。
そして、ここまで成長を続け……幻想郷トップクラスの強者達と渡り合える程の実力を身につけていった。
オータムスカイズの面々。
全ては反町がいたからこそ為しえ、反町がいたからこそ出来た物語である。
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0ch BBS 2007-01-24