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【過去の鎖と】キャプテン三杉5【未来への軌跡】
[424]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw
:2010/08/24(火) 16:44:46 ID:???
ヘルマー「(お、おいフィッツウォルタ…ランピオンの様子、ちょっとヤバいんじゃないか?)」
フィッツウォルタ「(そうだねぇ…下手な優しさが出ないのは良いけど暴走されても困るかな。)
ランピオン、もっと落ち着いて試合を見るんだ。
ユヴェントスが負けると決まった訳じゃない。」
ランピオン「当たり前だ! ジェンティーレが負ける筈ないだろ!」
フィッツウォルタ「(おお怖い、まるで刃物のような心の壁を感じるね。
親友、母国への愛情ゆえなのだろうけれど…
まあ、少し羨ましくもあるかな。でも…)
ボクにとってはどちらが相手だって構わないんだ、そんな事よりも指示に従え。」
ランピオン「なんだと貴様!!」
フィッツウォルタ「勝ちたければ手元の解析と目の前のプレイを比較しろと言っているんだ。
嫌だと言うならばキミは使わない、それでも勝てる公算はあるからね。」
ランピオン「クッ…!!」
あくまで冷静に言葉を紡ぐフィッツウォルタ、しかし冷静な雰囲気は別として言葉は辛辣を極めた。
そしてその言葉には嘘もハッタリも含まれない、いわゆる凄味が感じられた。
怒りに打ち震えていたランピオンだが、これに真正面から逆ギレしては
マズイという判断が出来ないほどに正気を失ってもいなかった。
暫くは唸りながらフィッツウォルタを睨んでいたが、最終的にはフンと鼻を鳴らして黙った。
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0ch BBS 2007-01-24