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【過去の鎖と】キャプテン三杉5【未来への軌跡】


[544]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/30(月) 20:05:29 ID:???
カルバリョ「ど…どないしたんよ、ジェンティーレ? そこまで謝るって…なぁ?」
ファケッティ「あ、ああ…。 じぇ、ジェンティーレ、守備に当たったのも驚いたが、
        正直オレ達はその謝罪にも驚いてオロオロしているぞ…?」
ジェンティーレ「オレ…最低だ、ジョカトーレとしてやっちゃいけない事をした!
         カテナチオを受け継いだ最高のリベロとか言われて調子に乗ってた…
         オレが大事にしたいのは、最高のリベロとか、そんな名前じゃないんだ!
         最強のイタリアをオレ達の代で復活させ、Wカップを優勝させたかっただけなんだ。
         なのに…オレは下らない意地やプライドで相手を見下して、手玉に取られて…クソッ」
ディーノ「ジェンティーレ…」
ファケッティ「(な、何が起こっているんだ…)」

ジェンティーレの深層意識は、先ほど見た未来をおぼろげに映し出していた。
最強のイタリアを復活させるどころか、その一員にもなれない自分を。
このままの自分ではダメになり、イタリアもワールドトーナメントで敗北し、夢は失われる…と。
何故だか理解できないが、ジェンティーレはそんな未来をリアルに想像できた。
その結果、圧倒的後悔、猛省、戦力の自省の念が溢れ出て止まらなくなった。


ジェンティーレ「う…うぅぅ……」
ミハエル「フフン、まったく…みっともない男ですね。」
ジェンティーレ「す゛…す゛ま゛ね゛え゛……」

子供に戻ったようなジェンティーレに対し、最初に近付いて声をかけたのはミハエルだった。
ポケットにしまってあったハンカチを取り出し、ジェンティーレへと差し出すミハエル。
ジェンティーレの反省はどうやらミハエルには伝わったようだった。


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0ch BBS 2007-01-24