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【過去の鎖と】キャプテン三杉5【未来への軌跡】
[86]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw
:2010/07/26(月) 18:09:33 ID:???
>クラブ→ああ…やっぱりオレは三杉(こいつ)と本気で競ってみてぇんだな。
三杉の答えを聞き、ブンナーク少しばかり目を伏せ何やら物思いに耽った。
しばしの間を置き、顔を上げたブンナークの目は憑物が取れたかのようになっていた。
ブンナーク「そうだな……すまねぇ! 突然わけわかんねぇ事で突っかかって悪かった!」
三杉「あ…あぁ。」
あまりにあっけらかんとした態度に戸惑いつつも、三杉は頷くしかなかった。
ともかくブンナークが自力でメンタルを支配出来ているならば、これほど頼もしい事はない。
ストライカーは基本的には我儘で、時に繊細になる物なのだ。
結果、『この後も頼む』という様な事をブンナークに告げ、三杉は自分のポジションに戻っていく。。
三杉の後ろ姿を見送るブンナークは、密かにその眼光の力を強めていた。
ブンナーク「(分かりきっていた事かも知れねぇな…オレはミスギと本気で競ってみてぇんだ。
チームメイトとしてじゃなく、ライバルとして。だがアイツの目にオレはライバルと映ってねえ・・・。
ミスギ、オレはテメェと闘いてぇ、そして勝ちてぇ・・・)」
三杉の背を見送るブンナークの目に闘志が宿っている事を、誰も…三杉自身も誰も気付かなかった。
※ブンナークにとあるフラグが立ちました。今後の展開に関わる可能性があります。
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0ch BBS 2007-01-24