【いつか】キャプテン森崎38【通り過ぎた道】

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第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票

[47]2 ◆vD5srW.8hU ：2010/07/30(金) 17:56:06 ID:lphD5GuF
放送「こ、これは先程の１点目に負けず劣らずアクロバティックな大技によるゴール！
山森くんなんと前に回転しながら飛び込むオーバーヘッドキックをフェイントに使い、
タイミングをズラしたジャンピングボレーで完全にタイユースの守りを翻弄してしまいました！
前半２３分、早くも２点目！全日本ユースが勢いを増すかの如く追加点を入れましたーーーっ！！」

ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア！！！

観客「すげー！日本がまたとんでもない技を出した！」「サッカーってあんなにピョンピョン飛ぶスポーツだったのか？」
「やっぱり日本って強いんだな…タイは防戦すらままならないぞ」「インドネシアと同じ組じゃなくて良かった…」

琴音「キャホーーーーーイ！！さっすが山森くんね！スーパーゴールよ～～～～～！！」ブンブンブンブン

骨川「（よくもまあこう何年も執着し続けられるぜ。山森に彼女が出来なかったのはこの人のせいなんだけどなァ）」

チャ「へっ、曲芸じみたシュートだぜ」

オワイラン「ふむ、こんな技も持っていたのか。覚えておこう」

肖「あれは…打ち返しても大した竜にはならなさそうだな」

見上「（しっかりと結果を出したな。問題はアジアレベルに留まるか否かだが）」

全日本ユースの楽勝ムードを深める２点目は１点目程激しいリアクションは返ってこなかった。
既に試合展開からして日本の追加点は時間の問題だと言う見方が増えていた事と、
アクロバティックな技とは言え立花兄弟のデルタツインシュート程派手ではなかった事でギャラリーが落ち着いていたのだ。

グッ！

山森「…やったぞォ！」

だが山森は周囲の反応を気にしなかった。苦境を打破すべく開発した新技で、
実戦で形に残る結果を出せた。その嬉しさを両拳を頭上に突き上げる事で目一杯表現していた。

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