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【そして猫は】キャプテン松山25【途方にくれる】
[141]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2010/09/07(火) 15:10:27 ID:???
B 地霊殿に引き返す。
松山は、ふさふさしたシャンハイの金髪を軽く撫でて答えた。
松山「その、ごめんなシャンハイ。心配かけた……んだよな? 俺が無用心だった……だったな?」
シャンハイ「……いえっ、光様がご無事なら私……」
松山「……! よし俺は地霊殿に帰るぞ! おお!」
普段松山にも周囲にも気を払うシャンハイが、こいしまで巻き込んで踝を回らさずここまで追ってきた事。
それを真摯に受け止めて、松山は少し軽挙だったと思い、今から引き返すことに決める。
しかし横からこいしが一言。
こいし「ごめんなって……それならさ、お出かけするにも注意するべきだったんじゃない?」
松山「……」
何気なく指摘してきたこいしの台詞が、いつか誰かに言われた言葉と酷似していて、松山は少し気が滅入る。
あの頃から進歩が無いのではと……だがそれにかまけてもられず、何故だかこいしは再度確認を取ってきた。
こいし「ともかくさ、旧都にお出かけはおお流れ〜になったんだよね?」
松山「残念だけれど、そうなるな。 いやでも、それでよかったんだな……きっと」
現地から見える旧都の景観を見て、見渡せない広さを目の当たりにして、松山は自嘲めいた笑み浮かべて頬を掻いた。
雛の助力や逸材発見。それら希望を抱いてここまでやってきたが……猶予は一日で、しかも一人であてすらもない。
厄神様に至っては、旧都に留まってるかどうかさえ知れない。 暗中模索を通り越してたと、冷静に判断する。
こいしが軽妙にポムと胸元で手を合わせて提案してきた。
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0ch BBS 2007-01-24