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【そして猫は】キャプテン松山25【途方にくれる】
[252]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2010/09/12(日) 00:47:06 ID:???
G 俺がここまで来れたことに礼を言う
霊夢が部屋に訪れるまでの間、明日の試合でどう勝ちを拾えるか、松山はそれだけを真剣に考えていた。
しかしやってきた霊夢の顔を眺めてる内、ふと別の思いが胸中に湧いてきた。
思いとは感謝の気持ち。
今こうして地底の妖怪達と交流を結ぶまで、幻想郷で一人となった松山にはとても苦しい時期もあった。
矢尽き刀折れ、倒れる事なく前進を続けてこられたのは、霊夢の助けがあってこそではないかと思えた。
意識するや、湧き出る水の様に溢れてきて、松山は黙っていられずに霊夢に向けて告げた。
松山「霊夢さん」
霊夢「……」
少し緊張含めた松山の声音に、シャンハイとお茶の談義に移りかけてた霊夢が、何事かと目線で問うてくる。
松山「前も言ったけど、もう一度言わせてくれ。
ありがとう。
俺が腐ったり歪んだりせず、今も目標に向かって進めるのは……。
もちろんシャンハイがいて、萃香さんも良くしてくれて……。
そして……そして霊夢さんの助けがあってこそ、だと。 これまでのこと、全て、本当に感謝しているんだ!」
霊夢「……ぁ……?」
座ったままな霊夢は一瞬口を半開きに、表情も固定された。
すぐに目線を履物に向けて、松山の続けて吐きかけた言葉を右掌で遮る様にして留めた。
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0ch BBS 2007-01-24