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【そして猫は】キャプテン松山25【途方にくれる】


[256]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/12(日) 21:07:38 ID:???

素朴な感謝とその結果 →  スペード3
ハート・スペード・クラブ→ 霊夢「地上戻ったらお賽銭よろしく」


松山「お賽銭か(やっぱりなぁ……)
でも、どうしてそんな賽銭に拘るんだ? 霊夢さん、妖怪退治で収入を得て暮らしに困ってない筈じゃ……っ」

つい資料で知ったことを口滑らしそうになり、松山は里で小耳に挟んだことにして誤魔化した。
特に気にもせず、霊夢は賽銭箱の金銭はそれとは別だと聞かせてくる。

霊夢「自分の神社で閑古鳥鳴いて――信仰薄くなったら、何とかしなくちゃと思うでしょ? 巫女なんだから。
    毎朝日課でお賽銭箱見て、偶さかお賽銭が入ってたら幸せな気持ちになるし」

霊夢は自分でそう言いながら、光景を浮かべてほにゃっと幸せそうに顔を綻ばせる。
同い年の少女が、淡い夢見てはにかむ姿は可愛いと思えたが……。
松山の目には、霊夢のそれは賽銭箱にお賽銭が入ってた〜ではなく、行列が築かれてるのを夢想してる様に思えた。

松山「わかった。 地上に戻ったらまたお賽銭入れに……。
    でも、俺はもう二度は入れてるんだよな。 信仰の足しになるのか?」
霊夢「はっ、……そうね……確かに。 光が地底に向かってからは、またろくに参拝客も来なくなったし。
    信仰の量も増えなくなったし。 定期的に神社に足運んでくれる人がもっと現れないことには……。
    この状態が続いたら、ま〜た山の上から早苗が営業停止言い渡しにやってきかねないわね」
松山「東風谷さんが? (そういえば最初の、まだ出会って間もない頃から、お互い顔見知りな風だった。
    何か折衝でも起きたんだろうか……信仰巡って派手に喧嘩したとか。 ……まさかなぁ)」



0ch BBS 2007-01-24