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【そして猫は】キャプテン松山25【途方にくれる】
[347]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2010/09/16(木) 19:48:35 ID:???
シャンハイ「光様? お顔の色が……」
松山「だ、大丈夫だシャンハイは気にせず解読頑張ってくれ!
(壁とか障子どころじゃないな……本気で……誰かに撃退できる防備でも頼んでみようか……)」
心配するシャンハイに説明して、なんとなく後が怖く感じた松山は(地上の情報も気掛かりになり)行ってみることに。
松山「えーと、ここだな。 とにかくまずはノックと……」
射命丸「やあやあようこそおいでくださいました!
嬉しそうですってそりゃもう! 草も木も陰気で辺鄙で退屈な地底でつまらない思いをしてまして。
取材に赴きたくとも、鬼が暮らす旧都とあっては天狗の身。 足を運ぶにも慎重を期すが当然というもの。
あやや素っ首洗って自分からほいほい出向こうとした方を前に失礼しましたぺこり」
部屋前に立ってノックするや、待たせず勢い良く出てきた射命丸はいつになく饒舌だった。
彼女のトークを聞くにつれて、両頬が痙攣してしまう松山だが、辛うじて自制に成功する。
松山「(射命丸さん悪気はないんだ根が正直で率直過ぎるだけなんだそう思わないとやってられない)
て、俺が旧都へ向かうところ、見てて気がついてたんですか!?」
射命丸「これは異な事を。 当然でしょう。
キャプテンに関しては目立った動きは取れませんが、新聞のネタは何時何処に転がってるか分かりませんし。
え、止めろって……事件が起こるまで放っとくに決まってるじゃないですか」
松山「……」
射命丸「おっとここまで来て帰るだなんて冗談はよしこさんですよ! ささ、どうぞ中へ!」
振り払う気力の萎えた松山は、部屋の中へと案内された。
滞在してより日も経たず短い筈が、射命丸にあてがわれた部屋には硯と墨の匂いが染み込んでおり……。
作成された資料が棚の間から溢れそうだった。(何が記されてるのか気になったが手に取る気迄は起こらなかった)
射命丸「いやあ仕事とプライベートは分けたいものです。ですが私とキャプテンの間柄なら問題ないですね。
不服申し立てるにも、こちらの主人は好き好んで顔合わせたい手合いじゃありませんしね。
ここにいらした理由は、私に相談事でも? ネタになりそうなものからお願いしますね」
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0ch BBS 2007-01-24