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【そして猫は】キャプテン松山25【途方にくれる】


[387]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/17(金) 21:02:50 ID:???

射命丸「一言で言い表すならば、面白そう、それに尽きます。
     守矢神社は統制が取れ過ぎてるせいか、新風――可能性を感じないんですよ」
松山「だからトラウム・アドラーズに? それは思い切ったというか(行き当たりばったりというか)」
射命丸「えぇまぁ。 しかし決め手となったのは……霊夢に誘われたからですよ。
     茶飲みに誘うにも似たお気楽なものでしたが……。
     新しい大会が迫る時期、紅白の巫女が動くのならば中心は"ここ"って……どうしました目を丸くして」
松山「いや……。
    (射命丸さんが加入したのは、霊夢さんのおかげ……?
    じゃあつまり、射命丸さんが守矢を離れて自由に地底にやってきているのも。 今日の試合に参加するのも?
    それだけじゃない……マスターブレードだってそうだ。 ダンボールから、何から何まで……!)」

膝上の拳が固く握られた。
昨晩の感謝の念に偽りはなかったが、今になって上回る真正の謝意。
根本に新たな楔が打ち込まれ、奮い立つ気持ちが心身を満たしてくる。

松山「(――頑張らなくちゃ。状況に流されるんじゃなく自分の意思で。
    博麗神社に参拝客を、信仰を集めるのも。そしてスーパーシューティングプレイヤーに必ずなるのも!
    俺はもっともっと力をつけないと……地霊殿だろうと守矢だろうと、どんな相手だろうと必ず勝たないと!)」
射命丸「(何か熱血しちゃってるわね? 何か琴線を揺さぶったのかさっぱりだわ)
     さてと、私も試合に出場が決まった以上、支度に取り掛からないとなりません。
     お着替えしたり、カメラのセッティングポジションも確保しなければならないので、ささお引取りを」

軽い調子で筆記具を仕舞いつつ、言った射命丸の言葉で松山も我に返る……間もなく。
松山を中に連れ込んだ強引さが今度は押し出す形で発揮された。 控え室での集合には間に合わせますと扉越しに声。
吹き飛ばされたに近い体で、部屋外に出されてから。

松山「風ってか台風だなまるっきり……。
    一度部屋に戻るか。 シャンハイも心配してるだろうし、お昼も食べなくちゃな」


*射命丸の評価値が上がりました。



0ch BBS 2007-01-24