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【そして猫は】キャプテン松山25【途方にくれる】


[388]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/17(金) 21:05:34 ID:???

松山が新たな決意を胸に燃やして。
正午を過ぎたことでひとまず自室へと引き上げたのと同時刻。
起爆剤となった巫女本人は緩みきって午睡の時間を過ごしていた。

霊夢「お茶も美味しいし、ベッドふかふかだし……地底も捨てたもんじゃないわね〜」

神社にいる時と同じく、掃除とお茶の時間を楽しんでからは昼寝していた霊夢の元へ、珍客が訪れていた。
にゅっと、開いた空間から首だけ出したスキマ妖怪が、小春日和気分を満喫中の巫女の姿を見てしみじみと嘆息した。

紫「試合当日というのに、だらだらして……地底に来てまで地に足が付いていないとは」
霊夢「ん〜? 何だ紫じゃない」

声に反応したというより、妖気を察知して微動もせず寝そべったまま霊夢は声を発した。
その横着に眉を顰め……半ば叱るような口調で紫が言葉を返す。

紫「まずは起きなさい。来客を前に作法がなってなくてよ」
霊夢「そういうのはノックして入ってくる正式な客にするもんでしょ。
    それよりなんか用? たいしたことじゃないなら寛いでたとこだし、後にしてほしいんだけど」

肩越しに視線だけ向けてはきたが、相変わらず寝惚け眼の霊夢に痺れを切らし。
紫は目を覚まさせる腹積もりで、早々に目的を知らせる事にした。



0ch BBS 2007-01-24