【そして猫は】キャプテン松山25【途方にくれる】

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[43]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2010/08/03(火) 00:27:40 ID:???

Ａ　交渉といえば物品交換だ！

松山「(やっぱここは、物品トレードが基本だよな。よく知らない相手なんだし)
　　　　なぁ君。君！名前知らないから妖精メイドの君！ちょっと話聞いてくれないか！？」

そそくさと立ち去ろうとしてる妖精メイドの足をストップさせるべく、松山は何回も呼び止めた。
が、普通に呼び止めただけなのに、ゾンビフェアリーもとい妖精メイドは、過剰にビクッと羽を震わせ恐々振り向いた。

妖精メイド「何よ……も、もしかして、正体をネタに私を脅すとかそういう！？」
松山「(あ……だから早く立ち去ろうとしてたのか)
　　　そんな慌てて逃げようとしなくても大丈夫だって。俺からはこの件誰かに喋るつもりはない。
　　　ここの主人のさとりさんにだって言うつもりは全くないから。(多分全部筒抜けだろうから)」

第三の目で他人の心を見透かす能力を持つさとりは、きっと全て承知でこの妖精メイドを側に置いた筈。
むしろ監視してるのだろうと、容易く想像及んだ松山は、フォローの裏に潜ませながらそう話す。
しかしさすが総じてオツムが不足がちな紅魔館の妖精メイドは、全く別の受け取り方をした。

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0ch BBS 2007-01-24