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【そして猫は】キャプテン松山25【途方にくれる】


[563]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/22(水) 21:26:50 ID:???

松山「中盤の守備と繋ぎ役のボランチは……ダブルボランチでいく。
    右の位置に(昨日の練習では一番総合力に秀でていた)選手@! 左には俺が入る!」
選手@「キャプテンの真横でプレーするのか。
     力不足かもしれないが、俺を抜擢してくれた事に後悔されないよう頑張るよ!」

元より試合に意欲を見せていた選手@の奮起と歓喜は眩しい程力強く。
無気力に見えた選手Iの後だけに、何倍もの輝きを発して見えた。 大いに満足して松山も言葉を返す。

松山「ああ、頼むぞ! 多少の力の差なんて、気迫と根性で埋まるんだからな!!
   (今日の試合では、俺の攻撃参加はよく機を窺ってからだ……。
   左のアタックは一つたりとも通さない心構えでいく! 片翼に追い込めば、おのずと隙も見えてくる筈だ)」

残るポジションも少なくなり、多少なりとも試合や練習で動きを見たことのある裁判官達をスタメンに決める。
司令塔経験有りの裁判官に左サイドを預け、反対の右サイドを任せると妙に喜ぶのが不思議な羽目玉を見やりつつ……
控え室の入り口から左端の壁に背をもたれさせていた霊夢に駆け寄り、Iとナンバリングされた腕章を手渡す。

松山「このチームのI番は霊夢さんだ。
    攻撃の指揮は預けるから、好きなように判断して采配を振るってほしい。
    地霊殿の中盤はこいしちゃんやヒー君と曲者揃いだが、いざという時後ろは全力でカバーするからな!」
萃香「しっかり頼むよ霊夢!!」
霊夢「任せときなさい。やるからには勝つ。そう……それが当たり前なんだしね」

受け取った腕章にするりと右腕を通すと、霊夢は腕章の布地に左の掌を重ねて、目を瞑り思案顔になる。

霊夢「(全力、か……。もう船出はしてるんだし、ちょっと考えるべきかな)」
松山「どうしたんだ? 何か気になるところあるのか?」
霊夢「こっちのことよ。んでFWはどうするわけ?」



0ch BBS 2007-01-24