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【そして猫は】キャプテン松山25【途方にくれる】


[610]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/24(金) 23:31:38 ID:???

B 松山


地底で繰り広げた最初の試合での、最後の勝負を思い出す。
勇儀が残る体力を振り絞り、萎えかける手足の力を気力で繋ぎ止めてのドリブル突破。
意地には意地をもって迎え撃った松山は道を譲り……敗北感を感じてないといえば嘘になる結末だった。

勇儀『(私の勝ちさ! お前さんとの勝負付けはもう済んでいる!)』
松山「(……いや違う! 俺と勇儀さんとでまだ決着は着いていない!
    チームとしても引き分けだった。 何をもって勇儀さんの勝利と決めるんだ? こうしてまた戦えるのに!)」

そもそもは、仲間として迎えたかったFWの星熊勇儀。
ボタンをどこかで掛け違えたかのように、勧誘はままならなくなってしまったが……。
敵としてライバルとして、まだ縁は繋がっていることに松山は幾許かの感謝と、その何倍もの戦意を胸中で燃やした。

松山「勇儀さんは俺がマークする! どれだけ力の差があろうと粘って喰らいついて、決して自由にさせない!」

攻守両面で働かなければならなかった前の試合とは違う。
前線に射命丸とパルスィが、中盤に霊夢が、GKに萃香がいてくれる。 不安はどこにも感じなかった。

松山「(いや、むしろ――前の試合より不思議と力が湧いてくる。
    霊夢さんや萃香さんと一緒に試合に出場する……から?
    二人の前で下手なプレーはできないと、そう考えると、力が……!)」

サッカーでも他の何事でも、常に熱い気持ち――闘魂をもって挑んできた松山光。
そして今、松山は、幻想郷に来てかつてない程、根底から力が溢れ出して来るのを感じて全身を震わせた。

松山「ぃよし!!! 燃えてきたぞ!! この勢いをぶつければ今度こそ誰にも負けない!!!」
ルイージ「盛り上がってるとこ悪いんだけどボクh」
射命丸「あやや私h」
松山「さあぁもう時間も迫ってきた! 他にも戦術について何かあるか!?」



0ch BBS 2007-01-24