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【そして猫は】キャプテン松山25【途方にくれる】
[633]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2010/09/26(日) 21:07:23 ID:???
うーん……B……
こう続くのを見ると、私の物の見方と松山観が偏ってるのかもしれませんね……
B 一度の試合で油断するとは鬼の程度も知れるな!
松山「(なんだか無性に腹が立ってきたぞ……。
一体俺の何が気に食わないんだ? 前の試合だって、確かに最後は止められなかったが結果は引き分け。
負けてもいないのに、軽んじられる筋合いはない! ここは一発ガツンと……!)」
元より試合前で昂ぶっていた、木石ではない熱い感情が堰を切ったように喉までせり上がった。
勇儀の態度に我慢の限度を越えて、松山が叫ぶ。
松山「たった一度の試合で、こうも油断するとは鬼の程度も知れるもんだな!」
松山が吠えた瞬間――
萃香「―――――」
勇儀「―――――」
――季節外れの冬の妖怪が大張り切りで寒気を起こしたみたいに、三者を取り巻く温度が一気に下がった。
勇儀「坊主……今なんてった? 鬼の程度が知れると抜かしたか?」
空気は凍てつき、その対極に勇儀の瞳に煮えたぎるマグマのような、激しい怒りの炎が灯る、瞬間を松山は見た。
これまでも勇儀は松山を軽視する物言いをしていたが、完全否定なまでの悪感情に至っていないにも関わらずだ。
今にも爆発しそうな程、勇儀の怒気が膨れ上がる。
しかし暴発寸前、勇儀を押さえ込む様に背を向けながらで、萃香が割り込んだ。
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0ch BBS 2007-01-24