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【そして猫は】キャプテン松山25【途方にくれる】
[76]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2010/08/06(金) 00:38:23 ID:???
松山「なぁ、シャンハイ。さっきからぼんやりしてどうしたんだ?」
賢者の石を手土産に、散歩から自室へ戻ってきた松山は、心ここにあらずなシャンハイに声をかけた。
流石に主人の声を黙殺はせず、シャンハイが返事をした。
シャンハイ「申し訳ありません……ちょっとさっきのメイドさんの事が、私に芽生えた自意識に負担だったみたいです」
松山「……? 何がそんな衝撃だったのかよくわからない。
なんとなくそんな気がして、言ってみたら大当たりだっただけだろ?」
シャンハイ「(光様……悪気はないのはわかってますが。
一生懸命理論を積み立てて正解にたどり着くタイプの人が顔真っ赤にして怒っちゃいますよ……。
もしかしたら山の上の巫女さんが光様に怒ってたのも、それに近いことなんでしょうか?)」
どうにも人間関係でトラブルを引き起こしがちなことに、案ずる気持ちもあってシャンハイはついつい思索の深みに嵌る。
意外なことだが、シャンハイは主人の松山のことを、一風変わって捉えていた。
シャンハイ「(光様は天才肌だから……そういう気持ちに疎いのかもしれませんね。私がよくサポートしなくちゃ)」
事実は違う。
しかしシャンハイが自我に目覚めてから見てきた松山の行動力と成果、時に見せる奇癖。
試合で終盤に見せた原因不明の現象といい、他の世界や松山の過去を知らぬシャンハイ。
彼女にそう認識してるのも、無理からぬことだった。
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0ch BBS 2007-01-24