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【そして猫は】キャプテン松山25【途方にくれる】


[77]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/08/06(金) 00:39:28 ID:???

松山「シャンハイ? ごめんそろそろ眠いんだ。考え事はちょっと後にして、話を聞いてくれ」
シャンハイ「ハーイ! 何でしょうか!?」
松山「(いきなり元に戻った!?) 話すことあってさ。 さっき貰ったこれのことだけど」

松山は賢者の石をシャンハイに渡して見せた。
暫くシャンハイは、凛々しい魔法使いと同じ顔をして石を調べて……現時点で判ったことを松山に話した。

シャンハイ「これは……すごいマジックアイテムです。
       命令<コマンド>を与えるとそれだけでこの石が、属性魔法を発動してくれるみたいですね。
       それに……私には身近でよくわかるんですが、自爆装置が組み込まれてるみたいです」
松山「何ィ!? じ、自爆装置!!?」
シャンハイ「あ、ああご安心ください! 構造を探って、魔法を解析しようなんてしない限り大丈夫ですから!
       多分……紅魔館の魔女さんが、魔理沙さんの性格を想定しての処置だと思います」
松山「何だそうか……。(それでも、魔理沙さんなら暴こうとした気がするな)」

身構えた体勢を直して、次に松山は、シャンハイに扱えそうなのか聞くと、そちらは心配ないと保証される。
だが、次の試合まで不足なしに使えるようになるには、明日一日かけて波長を馴染ませないとならないらしい。
アリスに、人形を扱う魔法用に調整されただけに、違う魔法の術式に対応するには一昼夜丸々かける必要があるとか。

松山「そうか……。まぁ、コンバートが一日で行えると思えば安いもんだな。
    (だけど明日シャンハイが動けなくなるんじゃ、勧誘できる距離も大きく差が出る。
    割り切って勧誘を諦めるべきか、いっそ勧誘に費やすべきか……明日の行動はよっく考えないとな)」

その思考を最後に、松山は堪えようのない睡魔に襲われ、寝間着に着替えると早々とベッドに潜り込んだ。
長い長い一日はこうして終わりを迎え……。

松山「(明日、そして明後日にはまた新しい戦いが待っている。
    今日は引き分けだったが……次こそは絶対勝ってやるぞ!!!)」



0ch BBS 2007-01-24