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【そして猫は】キャプテン松山25【途方にくれる】
[836]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2010/12/27(月) 00:33:53 ID:???
>>835
乙ありがとうございます!
熱かい悩むパワーアップ → クラブJ
スペード・クラブ→ 松山「(あの試合はブロックが特に冴えてた。シューターには難しい試合だった)」
雪のない木の下に座り込み、すっかり軽くなった袋を傍らに置くと。
松山は、不思議と湧き上がる地底での最後の試合について記憶を辿りはじめた。
松山「なんだか随分昔に感じるな……」
幻想郷に来てこれまでの間、身辺に事件の起きない日は殆どなかった松山光。
しかしそれも今では流転して。 親しい者もいれば相変わらずいがみ合う者達もいるのは変わらなくとも。
未だ還らずに、幻想郷のサッカー選手として活動を続ける松山には安寧……日常の一部に過ぎなくなっていた。
松山「(今に比べて、来て一ヶ月も経ってなかった頃は、ひどいもんだったしな。
そうそう、あの試合では、さとりさんが相手のGKやっていて、加えお空ががっちり守っていて……。
ギードがライン統率して得点機を作ることさえ難しい、きっつい試合だったな)」
特に核力を手に入れたお空の進歩と活躍は凄まじく、さとり以上の堅固さを見せて松山達を苦しめた。
もっと試合の展開を思い出そうと試みる松山だったが……聞き慣れぬ異音が頭上からする。
ひょいと視線を上に投げると……お空の強風と熱波を伴う飛翔によって、木の枝が揺れ大量の雪が落ちてきた。
松山「! ダメだ避ける暇ぶわああっひゃ!?」
回避に移れる体勢ではなく、辛うじてシャンハイだけ退避させたが松山自身は雪に埋もれてしまう。
また懐かしい記憶を刺激される出来事と思いつつ、雪を退けながら、雪国育ちらしからぬミスと自嘲する。
シャンハイ「あ、あわわわっ! 光さ――……いま雪――――! ――――――!!」
松山「……? シャンハイの声がどんどん遠くな……あれ、猛烈に眠気が……徹夜したとはいえみょんだ……な」
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0ch BBS 2007-01-24