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【そして猫は】キャプテン松山25【途方にくれる】
[888]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2011/01/08(土) 21:13:54 ID:???
いつもの余裕の表情を崩すも、歯を食いしばりながらも、萃香が大きく大きくボールを宙に跳ね返す。
勇儀「何ィ!? ……やるねぇさすが萃香だ!
(それにやはり、同じ四天王の、萃香の決死結界の力までは繰り出せないか)」
自分に力で押し勝った萃香のセービングを前に、思わず棒立ちになり、惜しみなく賞賛する勇儀。
だが萃香はそれを耳にしながら、その後ろに松山に佇む向けて叫んだ。
萃香「ほぅら光! 洞窟や前の試合後で言った通りに私は止めたぞ!!
あんたがちょっとやそっとの失敗したって後ろの私が防ぐと! 試合のスコアも動いてないんだ!!
安心して攻めてきな! まだまだ光は勇儀にも負けてやしないよ!!!」
松山「……!」
名を呼ばれた片方は血色を戻し、もう片方は同胞である萃香の、同じ人物への見方の違いにひどく困惑する。
勇儀「ッ!? ……萃香……。
(わからん! 私にゃわからないよ萃香……。
あんたはあの坊主のどこを見込んで、そんなに買ってるんだい!?
坊主が嘘をついて騙してる様子でもない……さりとてどうしても幻想郷で大嵐を起こせるとも思えない。
ああ頭がこんがらがって角までひん曲がりそうだ!)」
萃香「(今にわかるよ勇儀にだって。 ちゃんと光を見てくれるんなら。
だけど、こんなに私の手を痺れさせるたぁ……勇儀。
もう間違いない。 確信した。 私とのお遊びの時より、一緒に出場した試合ン時より明らかに強くなってる!
ここからが踏ん張りどころだよ光! わかっているね!?)」
松山「ああッ! 萃香さんのおかげでピンチを乗り切ったおかげで再確認できた……!
改めてこの試合残りでは、勇儀さんにシュートを一本も撃たせないつもりでかかる!!」
錯綜した三者の心情を、読心の能力を用いずとも察したさとりは、静かに心の中で告げた。
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0ch BBS 2007-01-24