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【そして猫は】キャプテン松山25【途方にくれる】
[982]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2011/03/03(木) 22:48:24 ID:???
霊夢「よし、文ちゃんと決めたわね。 これで試合展開もグッと楽になるってもんかしら」
こいし「(あ〜あ〜……お姉ちゃんたらゴールされちゃったよ。
序盤は上手く運んでたけど、私がこの巫女マークしていたって
キャプテンさんが起点になって中盤省略されたら、ペット達のカットじゃ対処できず天狗まで届くもんねぇ
私はカットにいけないし……どうするのお姉ちゃん?)」
霊夢「(出だしからボールは来ないわ、さとりの妹に執拗にマークされるわで鬱陶しい流れだったけど……。
私が攻撃組み立てなくても光が中盤の底からパス出せるし。 これなら私は楽できていいわね)」
最初の試合運びとは変わって、こいしが焦れたように拗ねた表情を見せ、霊夢はすっかり余裕を取り戻していた。
楽な試合になると見切ったかのような巫女の顔つきに、見下ろしている紫が気付いて、物憂げに嘆息する。
紫「楽できていいとか……考えてるわね、あの顔つき。はーあ、霊夢を引っ張ってきたのは逆効果だったかしら?」
藍「失礼ながら……頼りがいのある味方が同チームの中盤にいれば、あの巫女が暢気にだらけるのは自明の理かと」
紫「ふん……そうね……こうなると……」
紫は藍の言葉を適当に流すと、得点を挙げたばかりの射命丸=紫にとってイレギュラーの方へと視線を向けた。
紫「当初から、私は助っ人は一人だけと指定し、松山君は萃香を選んだ筈。
とはいえ……。試合に勝利する為、形振り構わないのは、松山君には良い傾向ではあるかしら。
だけど。 この試合が天狗のゴールで決まった試合となるのも避けたい。
くすっ帳・尻・あわせが必要かしら? ねぇ藍?」
藍「(ゾクゥ! な、長い付き合いだから判る……1秒後だ1秒後に。
厄介な思いつきに私を、いや全てを巻き込もうとしていらっしゃる……!?)」
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0ch BBS 2007-01-24