【いつか】キャプテン森崎38.1【通り過ぎた道】

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第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票

[184]2 ◆vD5srW.8hU ：2010/09/05(日) 22:23:47 ID:weG7UgiX
ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアア！！！

観客「待ってました全日本ユース！」「今日も大勝っぷりを見せてくれよ！」「俺たちはお前らの強さが見たいんだ！」
「いや分からんぞ、韓国なら今までみたいにはいかんだろう」「この試合の勝者がグループＡを制するだろうな」

放送「相変わらず割れんばかりの大歓声！前評判通り、いや、それ以上の圧倒的な強さを発揮し
既に予選突破をほぼ確定させてしまっている全日本ユースは今大会人気ナンバー１チームになっています！
そんな彼らに挑むのは隣国のライバル、韓国ユース！ブラジルやイタリアでプレイする若手選手を
擁する全日本に対抗できるかどうかはドイツでプレイするエース二人の働きにかかっているでしょう」

大会も８日目となり、全日本ユースはすっかり地元の人気チームと化していた。
開催国のインドネシアが見るも無残な戦績になっているのを別の優勝候補を応援する事で
気晴らししたいのか、観客もマスコミも実況も日本贔屓になっていたのだ。

無論こういう状況は森崎にとって不愉快な物ではない。しかし今の彼は別の理由で不機嫌になっていた。

イ「………」

森崎「（人の事をバケモノを見るみたいな目で見やがって…）」

相手チームのキャプテン、イが彼に話しかけようとせず、視線を合わせる事すら避けていたのだ。

Ａ　「何か言えよ。別に取って食うって訳じゃないんだし…」
Ｂ　「くくく、そうだそれでいい。もっと俺の掌の上で踊れ」
Ｃ　「審判、向こうがスポーツマンシップを見せていないんですが…」
Ｄ　こんな奴にどう思われていようとどうでもいい。さっさとコイントスだ。

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