【いつか】キャプテン森崎38.1【通り過ぎた道】

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第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票

[371]2 ◆vD5srW.8hU ：2010/10/11(月) 00:28:30 ID:9St5A8ns
まず最初に駆け出したのはイだった。そして壁を作る選手たちの予想通り、
彼はボールを蹴る気配も無くボールを跨いで前に走った。

チャ「（ジャパンカップを見た時、俺たちは今のままではお前たちからゴールを奪えない事を思い知らされた…）」

ダダッ！
グワアアッ！

全日本メンバー「（チャが来た！）」「（シュートか？それともイへのパスか？）」

スカッ！
ダダッ！

次に来たチャも本命ではなかった。いったん振りかぶりはしたものの、
空振りにした後チャを追う様に前にダッシュしたのだ。

全日本メンバー「（なにィ！）」「（あいつもフェイクか！？）」

ダダッ！
ポコッ…

そして３人目のエンがようやく蹴りだしたボールは壁の２～３ｍ前に力無く転がった。
ちょうどイとチャの間の目の前に。

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