【いつか】キャプテン森崎38.1【通り過ぎた道】

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第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票

[423]2 ◆vD5srW.8hU ：2010/10/15(金) 09:55:15 ID:af4Msv8Z
>Ｃ　「皆、今日の試合の出来は良くなかったぞ。反省が必要だ」味方に振り返る。

中山「…ああ、全くだ。前半２点を奪ってから、ズルズルと質が落ちていった」

森崎の戒めに最初に賛同したのは中山だった。失点の切欠となるフリーキックを与えてしまい、
イエローカードまで喰らった彼は自責の念を感じずには居られなかった。
今日は結局勝てたし余裕もあったが、これがもっと強い相手との接戦だったら致命的となっていただろう。

三杉「勝てば良いと言う物ではないね。序盤の流れを途切れさせたのは問題だった」

松山「油断って言うのはするつもりが無くても…いや、無いからこそやっちゃうんだな」

早田「その油断を自信に変えなくっちゃな。決勝トーナメント前の授業になったぜ」

同じくイエローカードを食らった上に得点チャンスも潰してしまった三杉が重々しく頷き、
誰もが勝利の喜びを忘れ気を引き締める。そのままベンチに引き上げてきた彼らの顔を見た
見上はゆっくりと頷いてから短く訓辞を垂れた。

見上「自主的に兜の緒を締めた様だな。ならば私もとやかく言うつもりは無い。
以前にも言ったが予選は結果を出すのが最優先だ。それを踏まえた上で内容の充実に励め」

全日本メンバー『はい！』

こうして全日本ユースは予選の難しさを再確認しつつ決勝トーナメントに進出した。

岬「ほら、来生くんもう戻ろうよ。皆行っちゃうよ」

来生「うう～、違うんだ岬～、俺は罠にかけられたんだ～」

岬「嘆くのは後にしようって（ああもう、面倒くさいなあ）」

若干一名例外も居たが。

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