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【いつか】キャプテン森崎38.1【通り過ぎた道】
[426]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/10/15(金) 12:08:02 ID:af4Msv8Z
〜ブラジルサンパウロ州、サンパウロ市〜
タッタッタッタッタッ…
翼「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ…」
その日翼はオフだったがロードワークに励んでいた。悩み多き日常に囚われた彼は
ジッとしているよりも運動していた方がまだ気を紛らわせていたし、懸命に練習に励んでいると言う
大義名分にもなるのでオフの日も軽めに走るのが習慣となっていた。
この半ば現実逃避にもなっていた鍛錬は彼に思いがけぬ出会いをもたらす事になる。
翼「フゥ…少し休憩だ…」
予定していたノルマをこなした翼は近くに飲み物を買える場所はないか見回し、何か違和感を感じる場所をみつけた。
それは大体小学生くらいに見える子供たちがランニングをしている公共のグラウンドだったが、何か目に留まる物があったのだ。
翼「うん…?」
子供達「お、おい!あれ見ろよ!」「え?何?…わっ!」「おおおおーーーっ!まさか、まさか!」
翼「あれ?俺が何か…わっ!?」
ドドドドドドドドド!!
子供達「大空翼だ!サンパウロFCの大空翼だぞ!」「凄い!本物だ!」「初めて見た!」
翼「(あ…ひょっとしてこの子達皆日系人か!?)」
そして子供達がいきなり彼を取り囲んだ時、翼は違和感の正体に気付いた。
この子供達は皆程度の差はあれど黒髪や茶髪で黄色い肌の東洋人だったのだ。
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0ch BBS 2007-01-24