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【いつか】キャプテン森崎38.1【通り過ぎた道】


[428]2 ◆vD5srW.8hU :2010/10/15(金) 12:08:30 ID:af4Msv8Z
子供達「どんな名選手だってスランプにはなるよ!」「ペレだって百戦百勝だったんじゃないんだから!」

翼「………」

子供達「まだデビューして半年じゃないか!これからでしょ!」「さっきだって練習していたじゃないか!」

これまで何度も自分にかけた、あるいは他者からかけられた正論。当たり前すぎて何の役にも立たないどころか
更なる重荷にすら感じられたそれらはこの子供達からだと不思議な位心地よく暖かい物だった。

翼「…うん、そうだね。その通りだ」

ニコッ。

気が付けば翼は笑っていた。半年ぶりに無理やり作った物ではない笑顔を浮かべていた。

子供達「ね、ね、クリップジャンプのやり方教えて!」「俺はスカイドライブ!」「じゃあ僕は…」

先生「こらあ!いい加減練習に戻りなさい!」

翼「そうだぞ皆、特にランニングは基本中の基本だから疎かにしちゃダメだよ。技なら練習を全部終わらせた後に
見せてあげるから、今はちゃんと練習をこなしてくるんだ。じゃないと俺みたいに強くなれないぞ?」

子供達『ハーイ!!』「よーし、競争だ!」「終わるまでいなくなっちゃ嫌だぞ!約束だぞ!」

ドドドドドドド!

先生「こらー!長距離走なんだからペース配分しなさーい!」

翼「スタミナを切らしたら結局タイムは遅くなっちゃうぞー!しっかり考えて走るんだー!」

子供達『ハーイ!!』

タッタッタッタッ…


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0ch BBS 2007-01-24