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【いつか】キャプテン森崎38.1【通り過ぎた道】


[444]2 ◆vD5srW.8hU :2010/10/16(土) 23:00:03 ID:KkVoTBFR
三杉「それは…左足だ。巧いドリブラーは必ず両足を効果的に使っている。君はそうじゃない。
国内ならそれでも良かったんだろうけど、世界に通用するにはこの欠点は修正しなくてはならない」

新田「…なんだ、それですか。それなら俺もずっと前から気付いていましたよ。それを必死に修正したのが
現状なんです。まだまだ改善点はあるのは確かでしょうけど、劇的に効果を出せる練習法なんて無かったですよ」

直後に三杉は新田のドリブルの問題点を指摘してみせたが、それは新田も自覚していた問題点だった。
今更言われるまでもないとばかりに顔をゆがめる新田だったが、三杉は余裕そうに笑った。

三杉「確かにテクニックは一夜にして身につく物ではない。だが水面下に蓄積していた物が
何かの切欠で一気に表面化する事がある。そんな切欠となるかも知れない事をしてみせよう」

新田「切欠…ねえ。何をするんですか?」

三杉「論より証拠。今から僕が同じドリブルをするから、良く見ておくんだ」

新田「(なんだよ、結局上手い僕を見て学べってか?確かに達人から目で盗むのは
おおいにアリだけど、それが切欠になる程のセンスがあったら最初から苦労しないっての)」

次に三杉が行ったのは新田が先ほど走ったコースを自分もドリブルし、それを観察させる事だった。
これの何処が劇的な上達の切欠になるのか?そんな懐疑的な感情と共に三杉の動きを観察し始めた
新田だったが、彼が違和感を覚え、その正体に思い当たるのに時間はかからなかった。



タッタッタッ…

新田「(ん?なんか三杉さんとは思えない程下手なドリブルだな)」

タッタッタッ…

新田「(スピードはあるけど左足の使い方が駄目じゃんか。自分が出来ない事を人に…)」


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0ch BBS 2007-01-24