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【いつか】キャプテン森崎38.1【通り過ぎた道】
[455]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/10/18(月) 15:14:20 ID:SQ7AqbM2
〜南米某国某所〜
全日本ユースがひと時の安らぎを過ごしている晩、真昼間の地球の裏側では
後々彼らに大きな影響を及ぼす事になるドラマが起きていた。それを今描写しておこう。
この日、南米のとある寂れた一箇所で二人のブラジル人が対峙していた。
ロベルト「散々探したよ。こんな治安の悪い場所に居るとはね」
一人はロベルト本郷。一昔前のブラジル代表選手であり、引退後翼の師となりサンパウロFCの
ユース部門の監督となった男である。そして彼は功績が認められいまやブラジルユース監督に就任していた。
コインブラ「危険を避けるのには慣れているさ…で、誰だ?見た所引退したサッカー選手の様だが」
一人はアルツール・アンチネス・コインブラ。知る人ぞ知るアマチュアのサッカー選手である。
ロベルト「私はブラジルユース監督のロベルト本郷だ。聞いた事はないのか?」
コインブラ「リオカップで名前だけは知っている。そうか、ブラジルユースの監督に就任したのか」
ロベルト「うむ。そこまで名乗れば何故私が君に会いにきたのか分か…」
コインブラ「断る。ブラジルユースでプレイしろと言うんだろう?」
ロベルト「…予想通り一筋縄ではいかないな。だが私もはいそうですかと引き下がる訳にはいかない」
この日ロベルトはコインブラをブラジルユースに誘いに来、すげなく拒絶された。
しかし彼がそれに驚いた様子は無く、サングラスの位置を直してから続けた。
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0ch BBS 2007-01-24