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【いつか】キャプテン森崎38.1【通り過ぎた道】


[493]2 ◆vD5srW.8hU :2010/10/23(土) 00:32:24 ID:FSHCxCml
>104号室 中里

森崎「久々に中里のツラでも拝みに…ん?」

石崎「あっ」

森崎「(なんだ、こんな奴とバッタリ会うとはツイていないな)」

104号室に向かった森崎はちょうど出てこようとしていた石崎と出くわした。
たちまち険悪な沈黙が流れ始め、ややあって石崎が面倒臭そうに口を開いた。

石崎「何だよ、中山なら売店に行っているぞ」

森崎「じゃあ中里は何処に居るんだ?」

石崎「中里?あいつならジャージ姿でボール持って出てったから多分ジョギングでもしているんじゃないか」

森崎「何だ、何処に居るかは分からんのか。使えねーな」

石崎「ああはいはい、さっさとどっか行け」

短いつっけんどんな会話の後石崎と別れた森崎は外に出たが、一つ懸念があった。
忍者のジョギングとなると相当長距離まで行ったのではないか?と言う懸念が。

森崎「(しかしアイツのジョギングとなると何処まで行ったか分からんな。
こりゃ早い内に諦めた方が…って居るじゃねえか。しかも何だあのポーズは?)」

そんな森崎の心配とは裏腹に中里はホテルのすぐ側の公園に居た。ただしじっとしていたのではなく
ボールに爪先を乗せ、その足の踵に逆の足の踵を乗せ空中で胡坐をかくと言う実に曲芸めいたポーズを
取っていたので、忍者である彼の素性を知る森崎ですら一瞬ギョッとしたが。


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0ch BBS 2007-01-24