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【いつか】キャプテン森崎38.1【通り過ぎた道】
[81]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/08/17(火) 00:13:41 ID:nKlThG9C
赤嶺「……………ぽかーん」
日向「ぐ、ぐががが…お、俺の…がぁああああ…」
ゴロゴロゴロゴロ…
赤嶺「はっ…あ、ああ…ちょ、ちょっと、大丈夫!?」
日向「て、て、め、え…ぇえええええ…!」
赤嶺「ううっ…あ、ああああんたが悪いんだからね!自業自得よ!あたしはもう知らないんだから!」
スタタタタタタッ!
日向「ま、待ちやが…ががががっ!」
九死に一生を得た(と誤解した)赤嶺は若干の罪悪感と共に今度こそ逃げ出した。
逆に今度は本気で相手を痛めつける気になっていた日向はとても立ち上がれる状態ではなかった。
数分後、ようやく痛みが引いた頃には赤嶺の姿は何処にもなかった。
日向「ち、畜生が。あのクソ女め…目に物を…ん?」
代わりにあったのは今まで凹むだけだった筈の突き破られた金網。
そしてその金網の向こう側に破裂して空気が抜けたブラックボールの残骸だった。
日向「…これは…俺が、やったのか…?」
しばらく呆然とした後、日向はニヤリと獰猛に微笑んだ。
日向「ククク…あの女には是非とも礼をしなきゃなあ…」
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0ch BBS 2007-01-24