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【勝利者と】幻想のポイズン40【敗者たち】
[248]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/08/26(木) 00:06:47 ID:???
静かに闘志を燃やしながら、反町はそう固く誓う。
この幻想郷に来訪した当初では、絶対にありえなかったであろうその感情――。
誰にも負けたくない……諦めたくないという強い思い。
反町は自身ではまるで気づいてはいなかったが……彼は間違いなく、肉体的、技術的な面以上に。
精神的な面でかつてのヘタレだった頃の自分に比べ、大きく成長を遂げていたのだった。
※チルノ、サンタナ、リグル、幽香、穣子の評価値が上がりました。
レミリア「ギギギ……!!」
一方その頃、フィールドでギリギリと歯軋りをしながら顔を真っ赤にし。
狂喜乱舞している守矢フルーツズの面々に向けて怒りの篭った視線を向けていた。
レミリアにとってこの敗北は――端的に言えば、ありえないの一言であった。
如何に敵のDFに鬼――伊吹萃香がいようと、それでも注意が必要なのはそのたった一人の選手のみ。
早苗も神奈子も諏訪子も、自分やフラン、パチュリーや咲夜に比べれば一歩劣る程度の選手だと判断していたのだ。
だからこそ、確実にこの試合は勝てると思っていたのだが……。
確かに萃香が大活躍をし自分達の攻撃の大半を防いでいたものの。
早苗も好セーブを見せ、神奈子もフランドールのシュートを防ぎ、そして諏訪子は咲夜からボールを奪ってみせた。
レミリア=スカーレットはプライドの高い選手である。
幾多もある幻想郷の勢力の主の中で、随一と言われる程の誇りを持つ吸血鬼。
そんな彼女にとってはこの試合は圧倒的に格下だと思っていたチームに自分達の攻撃を完全に防がれた……。
何よりも悔しく、プライドを傷つけられた試合であった。
まだ点の取り合いで負けるというのならば幾らかは納得出来た部分があったものの。
終始試合を押していたにも関わらず、決定機を何度も逃したというのはあまりにも恥ずかしすぎる試合内容なのである。
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0ch BBS 2007-01-24