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【勝利者と】幻想のポイズン40【敗者たち】
[254]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/08/26(木) 00:11:08 ID:???
咲夜「さァ、お嬢様。 帰りま……」
レミリア「ギギギギギギギギギギ……!!!」
咲夜「ど、どうされましたかお嬢様!?」
一方その頃、紅魔スカーレットムーンズらの下へと戻った咲夜は主人であるレミリアに微笑みかけ。
敗者はいつまでもフィールドに残らず、早く立ち去ろうと促そうとするのだが……。
そんな咲夜を出迎えたのは、あからさまに自分に怒りのこもった視線を向ける敬愛する主人。
そして、冷ややかな視線を向けてくる同僚や部下に、主人の妹や友人――客分扱いの外来人たち。
咲夜「ど、どうしたの? 何か……あったの?」
美鈴「……いえ、もう、なんといっていいか」
フラン「……お姉さま、帰りましょう」
レミリア「ギギギギギ……! ギギギギギギギ……!!!」
咲夜の戸惑った声に美鈴は曖昧に呆れたような表情を浮かべながら答えにならない答えを返し。
フランドールは大仰にため息を吐きながら、姉のレミリアの手を引いて咲夜から引き離そうとする。
慌てて咲夜が追おうとするものの、そんな咲夜の肩をポンと叩き、パチュリーが引き止める。
パチュリー「……今は放っておきなさい」
咲夜「で、ですがお嬢様のお傍にいる事が従者としての何よりも大きな仕事。
……今はお嬢様も落ち込んでいる最中でしょうし、お傍に私がいないと……」
パチュリー「……だから放っておきなさいと言ってるのよ」
美鈴「お願いですから今のお嬢様に近づかないで下さい……多分、時間が過ぎれば大丈夫だと思いますから……」
咲夜「ど、どういう事よ? どういう意味? え、何?」
三杉(……色々と残念すぎる)
美鈴とパチュリー、そして三杉の哀れむような視線を受けながら咲夜は混乱したように自身がおかれた立場について考える。
だが、自分に非は何も無いと考えている咲夜がどれだけ考えても――。
レミリアが自分に対し激怒している理由はわからないのであった。
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0ch BBS 2007-01-24