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【勝利者と】幻想のポイズン40【敗者たち】
[344]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/08/27(金) 22:57:07 ID:???
>D.「勝負の世界は実力主義だ。 選ばれなかった皆は……言い方はキツいが、実力が足りなかっただけだ」 あえてキツく言い聞かせる
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微妙な空気となっていたオータムスカイズの雰囲気を察知した反町が呟いた言葉。
それは選出外となったメンバー達を慰めるものではなく……逆に突き放すかのようなものであった。
その言葉を聞いた瞬間、普段の反町を知る一同は目を丸くして驚くのだが……。
しかし、反町はあくまでも毅然とした態度でその発言の訂正をしようとはしない。
反町「サッカーは実力主義なんだ……。
特にナショナルチームなんてものは……選ばれるのも。
そして、そこからレギュラーを掴み取るのも……厳しいんだ」
かつての全日本Jrユース時代――反町一樹は、完全なる三番手FWでしかなかった。
圧倒的な実力を持つ日向に、多少頭脳に難はあるもののドリブルの上手さは随一な来生。
彼らには一歩も二歩も劣るという形での、三番手FW。
しかも、二人同時に起用しなければいけないという難点はあるものの空中戦の技量は凄まじいものがある立花兄弟もFWには控えており……。
或いは反町など、もしもこの幻想郷に来ていなければフランス国際Jrユース大会で一度も出番が無いままに終わっていたかもしれないのだ。
ある意味ではこの場にいる誰よりも現実の非情さを知っている彼は。
その為に安易な慰めの言葉をチームメイトにかける事など出来ず。
ただ、静かにそれだけを言い切ってから周囲の面々の反応を確認するのだが……。
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0ch BBS 2007-01-24