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【勝利者と】幻想のポイズン40【敗者たち】
[694]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/09/06(月) 20:16:18 ID:???
三杉の言葉を聞いた見上は、いつもの無表情の中に明らかな動揺の色を浮かべつつ。
しかし、机に置いてあった缶コーヒーを一口飲んで気を落ち着け……。
それから、一体どういう事なのかと三杉に対して事情の説明を求める。
反町一樹と佐野満――彼ら二人は、(見上の認識では)それほど高い能力を持つ選手ではなく。
しかし、それでも一応、全日本Jrユース代表に選考をしようとしていた選手の内の二人。
長い戦いの上では彼らのようなサブメンバーも当然使っていかなければならない為、戦力的にも大きな痛手。
更には責任者として、どうしてその二人が全日本を離れる事になるのかという事情も聞いておかなければならない。
僅かに焦った様子の見上を見て、それでも三杉はあくまでもいつもの微笑みを浮かべつつ……。
ようやく本題とも言うべき、反町と佐野の失踪の理由――。
即ち、三杉が先ほどまで滞在していた「幻想郷」での事を説明し始めた。
幻想郷では、魔法や不思議な能力を持った少女達が存在し、妖怪と呼ばれる者が多数蔓延っているという事。
幻想郷では、サッカーが盛んであり――そのサッカーのレベルは、日本や世界の水準を大きく越えているという事。
三杉や反町、佐野はサッカーをする為に幻想郷へと呼び出され……そこで驚異的な成長を遂げた事。
ただし、佐野に関しては正直どこにいるのか何をしているのかもわからないという事。
そして、その幻想郷という世界が――フランス国際Jrユースに、参加をするという事。
三杉「反町は幻想郷の代表として戦う事を選びました。
だから、この全日本には帰ってこないんです……。
……因みに、佐野に関しては本当に何をしているかわかりません。
もしかしたら、どこかでのたれ死んでいる可能性もありますが……」
見上「……まさか、そんな御伽噺のような話を信じろというのか、三杉?」
三杉「信じていただくより他に無いですね……これらは全て、真実ですから」
見上「ううっ……」
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0ch BBS 2007-01-24