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【勝利者と】幻想のポイズン40【敗者たち】
[811]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/09/09(木) 21:42:16 ID:???
落ち着き払ったようでありつつも、それでもどこかそわそわしたような声で神奈子の言葉に返答した早苗は……。
しかし、神奈子の告げた反町の来訪の言葉を聴き、あからさまに動揺をしてしまい。
部屋の中を掃除したばかりだというのに、盛大な音を立てながらタンスに頭をぶつけてしまい上に乗っていた置物などを落としてしまう。
反町は思わずその音を聞いて早苗の事を心配しつつも……。
神奈子はどことなくニヤけた笑みを浮かべながら、後は若い二人に任せたと言わんばかりにその場を立ち去る。
早苗「いたた……と、そ、反町君。 ちょ、ちょっとお待ち下さいね! すぐに片付けますから!!」
反町「は、はい」
そして、早苗は少しばかり反町に待ってくれと言いながら再び片付けを始め……。
それから数秒。
ようやく片付けが終わった早苗は戸を開けると反町を中へと招き……自分は台所へ行ってから茶を淹れ。
しかし、すぐに戻ってきて反町と自分の分の茶をそれぞれ部屋の中央にある卓の上へと置くのだった。
早苗「ど、どうぞ、反町君」
反町「ああ、いえ、お構いなく……」
部屋の中を観察してみれば、やはり神社の中にある為か和風な趣のある部屋。
しかし、ところどころを見てみれば、可愛らしい筆記具やノートの数々が勉強机と思しき場所に置かれており。
ぬいぐるみなどの小物や化粧品なども飾られているのが見受けられる。
反町「勉強とか、しているんですか?」
早苗「いえ、あのノートは私が神事をする際に使うメモ帳のようなものです。
あとは家計簿なども……。 ……ここで生活する上では、所謂外の世界での勉強は不要ですからね。
……あ、別に人里にいる上白沢さんの事を非難している訳ではないんですが」
反町「あ、はい、大丈夫です。 わかってます」
早苗「そうですか……。 ……あの、えっと、それで、反町君……お話ってなんでしょうか?」
反町(……さて、話があるとはいったものの、何を話したものか。
話す内容如何によっては、かなりの長時間に渡って話さないといけない事も覚悟しないといけないけど……)
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0ch BBS 2007-01-24