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【勝利者と】幻想のポイズン40【敗者たち】


[827]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/09(木) 23:02:38 ID:???
>E.「ごめんなさいっ!」と謝罪してからA
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早苗「へっ? あ、あの……一体何を……」
反町「実は……俺、早苗さんをだましていたんです……」
早苗「騙してた……?」

ここはとにかく、謝るのが何よりも先決と判断をした反町。
開口一番に頭を下げながら謝罪をすると、早苗は当然のように面食らったのだが……。
続いて、反町から早苗を「騙していた」という言葉を聞くと、一転して真剣な表情へと変貌をする。
その表情を見て、反町は思わず怖気づきながらも……。
しかし、ここまで来た以上は逃げる訳にはいかないと判断をしてぽつぽつと語りだす。

あの時、咄嗟に出た早田誠という名前は、本当は全日本で同室になっただけのチームメイトの名前であるという事。
あの時は急いでいた為に、ああでも言わないと早苗を撒けないだろうと判断して嘘をついた事。
そして、その後の早苗に常識が戻った事で今では嘘をついた事を悪く思っているという事。
洗いざらい告白をした反町は、改めてもう一度頭を下げながら……深く謝罪をする。

反町「本当にすみません……今更、許してくれるとは思いませんけど……。
   でも、国際Jrユース大会が始まればいずれわかる事ですから。
   言っておかないと、お互いにすっきりしないと思って……」

如何なる理由があるとはいえ、恋する乙女の告白を無碍に扱ったという事実には変わりなく。
反町は後悔をしながらも、ただ、誠意を見せようと頭を下げる。
そして、そんな反町の謝罪を受けた、当の本人――自らの愛の告白を、嘘でかわされてしまった早苗はというと……。


0ch BBS 2007-01-24