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【勝利者と】幻想のポイズン40【敗者たち】
[834]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/09/09(木) 23:49:16 ID:???
>早苗、その愛→ スペードJ =早苗「うっ……くっ……!」 騙されていたショックに泣き始めた!
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反町「さっ、早苗さん……!」
早苗「ううっ……!」
反町の告白を聞き、ショックを受けたのだろう……早苗はその瞳からポロポロと大粒の涙を流し始める。
慌てて反町が早苗の傍に寄り、大丈夫かと声をかけるも……。
早苗は両手で顔を覆いながら、反町に対して首を振りつつ近寄らないでくれとジェスチャーをする。
如何にあの時の早苗の行動が常識に囚われなさ過ぎたとはいえ……しかし、その愛の重さは決して変わらない。
むしろ、それだけの行動を取ってしまう程、早苗の愛は重すぎたのであった。
その思いは常識が戻ってからも……。
そして、今日までの反町との小さな接触などでも減少する事はなく……むしろ更に増大してゆき。
今では、早田と反町との愛を邪魔する事は出来ずとも、せめても遠くからでもいいから反町を愛していたいと。
そう考えられるようになるまで、反町に恋焦がれていたのである。
だが、そう考えていた最中に反町から告げられたのは――今まで反町は早苗の事を騙していた。
即ち、あの愛の告白を、反町は嘘をついて断っていたという信じたくない事実。
反町の誠心誠意、謝意を込められた言葉は――。
しっかりと早苗に受け止められながらも、しかし、早苗の心に大きな傷を残してしまう結果となってしまったのだった。
反町「早苗さん……」
早苗「どうして、今更……。 どうして、今更言うんですか……」
反町「だから、それは……このままだと、国際Jrユース大会でどっちにしろ早田と出会ってしまうから……」
早苗「それなら、どうしてもっと早く言ってくれなかったんですか!?」
反町「っ!!」
早苗「もっと……もっと、早く言ってくれれば……」
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0ch BBS 2007-01-24