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【勝利者と】幻想のポイズン40【敗者たち】
[835]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/09/09(木) 23:50:38 ID:???
気持ちの整理を作る時間が出来たかもしれないのに……と、早苗は尚も涙を流しながら呟く。
確かに、早苗の言うように……反町は何故、もっと早く謝罪が出来なかったのだろうか。
早苗に常識が戻ったという事は、反町は竹林カップの申し込みの頃から既に気づいていたのだ。
その時に説明をしていれば……早めに説明をしておけば、まだ、ショックは低かったかもしれない。
否、もしくは今のようにショックを受けていたかもしれないが……。
早苗「もうすぐ、合宿も始まるのに……」
反町(……そうだよな。 このままじゃ、合宿が始まっても……)
今の精神状態では……迷いを抱えたままの早苗では、合宿に集中が出来なくなるかもしれない。
それは即ち、信仰を得る為にサッカーで目立たなければならない早苗にとっては大きな痛手でもあり……。
そして、優秀なキーパーが精彩を欠けば、それは反町を含む代表メンバーの痛手にも繋がる。
早苗「……お話は、わかりました。 確かに、あの時の私は、頭のネジがぶっ飛んでました……。
です、けど……」
反町「重ね重ね……すみません」
早苗「……いえ、こちらこそ」
真っ赤になった瞳を拭いながら、少しだけ落ち着いた口調で反町に頭を下げる早苗。
だが、その言葉の節々には……反町に対してどう接していいのかわからないという。
大きな混乱が胸中に渦巻いている様が、ありありと浮き彫りになってしまっているのであった。
反町(……結局、俺のやった事は早苗さんの気持ちを踏みにじったって事だもんな。
……ごめんなさい、早苗さん。
ところで、今の時間は……。 ……うーん、結構話し込んでたせいか、時間が経っているな。
どうしよう……もう少し、早苗さんと話をしていこうか。 それとも守矢神社を回ってみようか。
それとも下山をして他の場所を回るか、家に帰るか……うーん……)
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0ch BBS 2007-01-24