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【目指すは】黄金のジノ1【ファミコンジャンプ】


[766]黄金のジノ ◆k6jzzkzejA :2010/08/31(火) 23:03:09 ID:???
練習が終了し、フランツが全員を集める。

フランツ「…本日で、キャンプも終了。明日はテネリフェとの試合です。
勝ち負けは問題ではない、と言いたい所ですが、今の皆様ならば、テネリフェに勝つ事も十分可能でしょう。」

フランツは、そう言うとユニホームを配る。
ジノは、1番。慣れ親しんだ番号だ。

リベリオ「10番か。ま、当然だな。」

カマーチョ「9番。エースナンバーか。頑張る。」

長沼「23番か……。」

全員解散となった後、フランツにモンテゼーモロが声をかける。
モンテゼーモロ「…随分、ナガヌマに期待しているんだな。
23番って、お前が現役時代に、こだわって付けていた背番号じゃねぇか。」
フランツ「たまたまですよ。たまたま。…他意はありません。」
モンテゼーモロ「去年は欠番だったのにな。」
モンテゼーモロの言葉に、フランツが苦笑した。
フランツ「…………。確かに、私は彼に自分の境遇を重ねている部分があります。
誰からも期待されず、ドイツで戦っていた時の自分に…。」
モンテゼーモロ「…もう知っているだろうが、ペルージャにはあいつがいるな…。」
モンテゼーモロの言葉に、フランツの表情が険しくなる。
フランツ「……彼ですか。私が直接手を下せないのが無念です。」
フランツは、足に触りながら苦々しく吐き捨てた。

※ペルージャに、ミステルと因縁のある選手がいるようです。


0ch BBS 2007-01-24