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【アリティア】ファイアーモリブレム19【最大の危機】


[149]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/25(水) 21:07:16 ID:???
松山「(しまった…!まさかカルツがここまで動きを研究されていたなんて!)」

バーツのドリブルを遮るものはもうDFの4人とキーパーのシューマッハのみ。
松山も必死に守備に戻ろうとするが、勢いに乗ったバーツのドリブルにはとても追いつけそうには無かった。

シューマッハ「……もう不覚は取らん。どんな手で攻めてこようとも…2点目は無い」

シューマッハも先ほどの失点の焦りが全く無いというわけではなかったが、彼のクールな性格から
決して取り乱すことなく平静を保ってアカネイアの攻撃を待ち受ける。

ロブソン「だ、だがよシューマッハ。奴らあの大人数で攻めてきたから
     誰でフィニッシュに持ち込んでくるか全く見当がつかんぜ?」

早田「うちの守備の要のロブソンをうまく宛がえればもう競り勝ったも同然なんだが…」

シューマッハ「(確かに…キャプテンが得意としているこの戦術が
       敵に回るとここまで恐ろしいとは思いもしなかった…くっ、どうすれば…)」

どんなに優れたキーパーでも、相手の攻めの引出しが多ければ判断が鈍るもの。
だが、指示を出すのに戸惑うシューマッハを強く導く声が響く。
アカネイアの将軍であり、女だてらに聖騎士を勤めるミディアであった。

ミディア「よく聞いてシューマッハ君。迷ってはダメ。あなたの判断を、私は信じているから。
     大事なのはどんなに力を加えても絶対に曲がらない、折れない精神。
     …大丈夫よ。あなたの周りにはこんなにも頼りになる仲間が大勢いるじゃない?
     まぁもっとも、私の今の実力じゃあ相手のシュートコースを塞ぐとか、援護くらいしか出来ないと思うけど」

シューマッハ「(…そうだったな。ヒューガーとの試合でも、俺を導いてくれたのは貴女だった…もう何も恐れることは無い…よし!)」

これでミディアの凛々しい笑顔に救われたのは2度目になる。彼女と同じチームになれたことを彼は心から神に感謝した。
シューマッハは意を決すると、バーツが最終的に誰に合わせてくるかを予想して指示を出す。


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0ch BBS 2007-01-24