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1- レス

【アリティア】ファイアーモリブレム19【最大の危機】


[188]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/26(木) 08:30:52 ID:???
痛みに耐えかねて思わず手放してしまったかのように、森崎の手から離れていく松山のネオイーグルショット。
もしもレクスカリバーでコーティングされていなければ、森崎の掌はズタズタに切り裂かれていたかもしれない。
森崎を吹っ飛ばしたボールはそのまま前に突き進み、ゴールネットをいとも簡単に貫通し、後ろの壁にぶち当たった。

マリク「なんて威力なんだ…僕の魔法を持ってしても……防げないなんて…」

呆然と突き破られたネットを見て、マリクがぽつりと呟いたその瞬間――

ピイイイイィィィィィイイッ!!

アンナ「ゴ……ゴォーーーーーーーール!!またしても!またしてもこの男がやってくれた!
    強い!あまりにも強すぎる!残酷なほどに強すぎるこの男!
    悲しみと絶望を乗り越えた者だからこそ、ここまでの力を発揮できたのでしょうか!
    1対3!再びマンチェスターがキャプテン松山君の力によりリードを広げた〜〜〜!!」

ニーナ「今のシュートには、強き思いが感じられました…あのシュートの前では
    いくら森崎といえども…いくら強力な魔法があろうとも厳しかったでしょうね…」

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アカネイア1    −    3マンチェスター
後半12分 ジュリアン     前半13分 ロリマー
                 前半28分 松山
                 後半21分 松山
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スコアボードに映し出される得点豹を見上げ、次の瞬間アカネイアの誰もがうなだれた。
せっかく1点返したのに。あとほんのもう少しで同点に追いつくことができたのに。
極限まで栄光に近づいたからこそ、目の前で費えたことによる反動は大きいのだ。
残り時間的に同点に追いつく、いや、もしかしなくても1点返すことだけで限界かもしれない。
後半開始前にに全員で強く誓った『3点取って大逆転』という希望の光は儚くも消えてしまった。

森崎「…………」


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0ch BBS 2007-01-24